平成30年10月11日
神道大教「いのちの重さを考える」公開講演会で石井会長講演
神道大教(東京都港区)で開催された「いのちの重さを考える」公開講演会にて、石井時明会長が「命の大切さを考える~弔いに携わるものとして~」と題して講演を行い、簡略化が進む葬儀の現状を踏まえ、ご遺族も後で後悔せずに心穏やかな葬儀にするために宗教者の協力を呼び掛けました。 石井会長は講演の中で、40年以上に亘る葬儀社としての経験から葬送事情の変遷や自身の半生について話しました。 現代の葬送事情については、現在、年間死亡者数が130万人以上であることから「成長産業と言われるが、実際は葬儀単価の下落など周りが思う以上に業界にとっては厳しい環境だ」と分析。 また、高齢化などによって「故人との繫がりが希薄になってきているのも大きい要因なのでは」と話しました。